主権者教育 《校長通信》

選挙権年齢が満18歳以上に引き下げられたことによって、これまで以上に、子どもたちの社会の形成者としての意識を醸成することが重要となっており、学校では、それぞれの発達段階において社会参画の態度を育むための指導を進めています。
9月には、主権者教育の教育プログラムを開発している青年会議所の方々に来校いただき、9年生を対象に授業を行いました。このプログラムは、未来の有権者である子どもたちに対して誰でも政治に参画できることや、政治=選挙(投票)だけではなく 広い役割がある事が学べるプログラムとなっています。
授業後のアンケートでは、「選挙について分かりやすく学ぶことができた」「身近な問題について話し合うことで、政治の仕組みを知ることができた」「同じ問題でも、人によって考え方が違うことが分かった」「その人の意見を一番に考えて投票をすることが大切だと思った」などの意見が多く、主権者としての意識が高まった1時間でした。

始めに青年会議所の方が説明をします

身近な問題について、グループで話し合います

グループごとに解決したい問題と解決策を提案します

一人一人が良いと思うグループに投票します

票の一番多かったグループが、改めて解決しなければならない身近な問題と、その解決策を発表します